タイワンシロアリはシロアリ科Termitidaeに属するキノコシロアリの仲間で、沖縄本島と先島諸島に分布しています。 体長は有翅虫12.5-13.5mm、兵アリ4-5mm、働きアリ5-5.5mmです。有翅虫は体、翅とも黒褐色、前翅長が25mmの日本最大種です。兵アリの頭部は赤黄色の卵形、体長の1/3の長さです。地中に大きな巣を作り、シロアリタケというキノコを栽培します。建築物の他農作物も加害します。 有翅虫の群飛は5~6月の夕方から夜間に行われ、走行性があります。