アシマダラブユはブユ亜科Simuliinaeに属し、日本全土に分布する吸血性の普通種です。 成虫は体長3-5mm、黒褐色で、脚に黄白色の斑紋をもつが和名のいわれです。渓流中で育つ幼虫は黒色を呈し、密集して生息する習性をもち、4-5週間で蛹化します。蛹はスリッパ形の繭の中にいて、呼吸糸<し>を出し水中の植物や石に固着しています。