メクラアブはメクラアブChrysops属の代表種で、北海道、本州、 四国、九州に分布し、平地、山地ともに多いアブです。メクラアブ属の特徴は翅に大きな斑紋をもつことです。 成虫は体長8-10ミリ、翅の斑紋は黒色、胸部と腹背部は黒色、腹背第2節には大きな黄色斑をもっています。 成虫は5月から9月にかけて発生し、日中に吸血活動を行います。幼虫の生息場所は水田や沼の湿地などです。