ヌノメモグリヌカカはニワトリヌカカなどと同じヌカカ科、ヌカカCulicoides属の超小型種で、体長、翅長とも約0.9ミリしかありません。和名のヌノメモグリ、学名の種小名nunomemoguriはいずれも布の目から潜り込むことに由来したものです。 体は全体黒色で翅は透明、複眼の小眼間に微小な毛を持つのが特徴です。 本州の中央部から北部にかけて、水田などから発生し、苗代の時期に作業者の衣服の下に侵入して激しく吸血します。