カヤネズミはネズミ科カヤネズミ属の野ネズミで、関東から西南部の日本に分布しています。 日本最小のネズミで体長5-7センチ、尾長5-9センチに過ぎません。背面は褐色、腹面は白色です。畑地にすみ、麦の茎などに鳥の巣のような巣を作る変わった習性の持ち主です。 カヤネズミは現在滋賀県の希少種、レッドリストに指定されております。河川敷や丘陵地の一部に生息が認められていますが、その被害例は少なく、むしろ希少種保護の必要があるネズミとされております。