害虫辞典 日本昆虫学会会名誉会長 安富和男氏監修

ナミテントウ

料金表はこちら

益虫・害虫と不快害虫の仲間

料金表はこちら

交尾中のナミテントウ

 

 

 

 

ナミテントウは甲虫目<こうちゅうもく>のテントウムシ科Coccinellidaeに属する最もおなじみのテントウムシで、和名のナミは「普通の」という意味です。日本全土に分布し、成虫、幼虫ともにアブラムシ(アリマキ)を捕食します。

ナミテントウの色と斑紋には別の種類と思う程の違いがみられ、これは遺伝的な多型現象です。斑紋の型は大別して4つあり、黒地に赤い紋が2つの「二紋型」、4つの「四紋型」、12の「斑紋型」、赤地に黒い紋が20の「紅型」に分かれています。それぞれが複対立<ふくたいりつ>遺伝子に支配された遺伝をするわけです。

ナミテントウの成虫は樹皮下などに大集団をつくって越冬しますが、晩秋の頃大挙して人家に侵入する習性をもっているので不快害虫になります。人に好かれる益虫が不快害虫として扱われるのは異例のことです。また、防御物質の黄色い分泌液が衣類などにつくと洗濯しても落ちにくいという実害もあります。

益虫・害虫と不快害虫の仲間

目次へもどる

無料診断、お見積り受付中!

  • お電話からお問合せ0120-188640[受付]月~土曜 8:30~17:30(10~3月は土曜 休業日)
  • WEBフォームからお問合せ
  • 営業日カレンダー

マスコットキャラクター

マモールくん

いつも目を見開いて、害虫・害獣・ウイルスに素早く反応できる体勢でいます。

みなさんの暮らしと安全をまもーる!

安全・安心・快適な環境をクリエイト 運営会社滋賀環境衛生株式会社

pagetop