アナグマの仲間
アナグマ
[国内の分布]北海道を除く、本州、四国、九州に分布している。
[形態]体は頑丈で幅広く全体にずんぐりとした感じする。尾は短くて、四肢も太くて短い。また、四肢にはそれぞれ5本の指を持っているが、前足の爪はとても長い。毛色は背中側が灰褐色や褐色で、腹部と四肢は黒っぽく、口先 から目、耳にかけて暗い縞があり、その間は白っぽい。
[繁殖]繁殖期は周年見られ、特に決まってないが、多くは冬の終わり~夏にかけて行われる。オス、メス共に複数のものと交配すると考えられ、仔は3~4頭出産する。
[食性]主にミミズや昆虫類を食べるが、爬虫類、小動物、鳥類など、何でも食べる。
[生活の特徴]山地から平野部の森林地帯、雑木林、草原、家屋の床下などに生息し、分布域が広いため様々な環境に見られる。主として夜行性で、昼間は巣穴に潜んでいることが多い。
*顔は鼻づらにかけて細長い
*耳は小さく、あまり目立たない
*鼻先から目、耳元に向けて黒い線が入る
*足は黒い部分が多い
*ずんぐりとした体形で、足は短い
*尾は長い毛に覆われ太いが、縞模様は無い
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