チャドクガはドクガと同属ですが、ずいぶん違う生活史を持っています。 ドクガの年1回の発生対して、チャドクガは年2回発生し、成虫は6-7月と9-10月に出現します。幼虫はチャ、ツバキ、サザンカなどの葉を食べ、全生育期間を通じて集団生活を営みます。また、ドクガの越冬態は幼虫ですが、チャドクガは卵で越冬し、4月中旬頃に孵化します。
チャドクガはドクガよりやや小さく、成虫の前翅長は1-1.5mm、翅の地色は黄色ですが、1化期のオスは写真のように黒いものが多く、2化期のオスにもやや暗化した個体が含まれています。
幼虫は黒と橙色の縞模様を呈し、終齢幼虫は体長約2.5cm、背面に16対の毒針毛群生部があり、約50万本の毒針毛をもっています。毒針毛が繭から成虫へ、さらに卵から1齢幼虫へと移行するのはドクガと同様です。岩手県以南の本州と四国、九州に分布しています。
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